youtube-dlでコマンドラインから動画をダウンロードする方法。 -『tool』
youtube-dl はコマンドラインで動く、Youtube等の動画サイトから動画をダウンロードするツールです。
豊富なオプションが用意されていて、スクレイビングして正規表現に当てはまるものまとめてダウンロードしたり、高度な使い方をすることができます。詳しくは公式の README.md にまとまっていますが、ここではよく使う基本的な機能を日本語でまとめておきます。
インストールする
Mac 環境なのでHomebrew を使ってインストールします。
brew install youtube-dl
動画をダウンロードする
ダウンロードするのは簡単で、その動画のURLを入力するだけです。
youtube-dl [url]
プレイリストごとダウンロード
プレイリストごとをまとめてダウンロードできます。 -i
というオプションで、ダウンロードエラーを無視してくれます。
youtube-dl -i [url]
一番品質のいい mp4 をダウンロード
まず、アップロードされているファイル形式を調べます。
youtube-dl -F xxxidxxx
取得した一覧のなかから品質の良い mp4 と m4a のフォーマットコードを組み合わせて DL します。
youtube-dl -f 137+140 --merge-output-format mp4 xxxidxxx
audio ファイルが webm だと ffmpeg がエラーを起こすので、その場合は手動マージします。
ffmpeg -i video.webm -i audio.webm -c:a aac -map 0:v:0 -map 1:a:0 output.mp4
音声のみダウンロードする
動画をダウンロードした後に、 ffmpeg で自動的に音声ファイルに変換します。-x
で音声ファイルに抜き出し、--audio-format
で形式を指定、--audio-quality
でビットレートを指定します。
youtube-dl -x --audio-format mp3 --audio-quality 0 xxxidxxx
その他のコマンド
その他のヘルパーのように使うコマンドです。
ヘルプを表示
youtube-dl -h
対応サイトを表示する
--list-extractors
おわります。