スマートオブジェクトを拡大書き出しするときの注意点 -『Photoshop』
PhotoshopやExtract上のカンプデータで、スマートオブジェクト化した画像をスマホやタブレットの高解像度端末用に2倍、3倍と拡大書き出しするときのtipsです。
書き出したいサイズより大きく配置しておくことや、1度小さくしたスマートオブジェクトを複製しないことなど、基本的なことのほかに詰んだことがありました。
スマートオブジェクトの形式をPSD/PSBに
スマートオブジェクトにはJPEG/PNG/PSD/PSBと形式に種類があります。
この中で、JPEGかPNG形式でスマートオブジェクトが作成されていると、拡大書き出しすることができません(ぼやける)。
PSDかPSB形式でスマートオブジェクトをつくります。
PSD/PSBか確認する
この形式の判別は「レイヤーパネル」でスマートオブジェクトのレイヤーサムネールをダブルクリックして中身を開き、その画像の拡張子を見ることで判別できます。
もしくは、属性パネルで拡張子を確認します。
PSBに変換する
JPEGかPNG形式のスマートオブジェクトをPSB形式に変換するのは、該当のスマートオブジェクトを書き出したいPSD内で再度スマートオブジェクト化するだけでOKです。
スマートフィルターは使えない
スマートフィルターは書き出しの際に等倍で実行されるため、書き出すとぼやけて表示されてしまいます。
これは削除するしかないです。
レイヤー効果は綺麗にボケることなく書き出すことができます。
おわります。