transformのz軸とz-indexでややこしくなった時の対処法 – 『CSS』

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    CSSのプロパティで重なり順を指定するz-indexがありますが、safari環境で詰んだので備忘録です。

    z-indexが効かない

    safariでの現象になりますが z-index をしている要素に対して、 transform でZ軸に対してスタイルを指定していると、重なり順がうまくいかないことがあります。

    z-indexよりtransformのz軸が強い

    この原因としては z-index で重なり順を指定していても、transformのz軸に指定した値に依存しているということが問題でした。

    bというクラス属性の要素を前面に持ってきたい、という要件で考えます。
    以下のコードだとaというクラス属性の要素が上に重なることになります。

    
    .a {
      z-index: 10;
      transform: translate3d(0px, 0px, 100px);
    }
    .b {
      z-index: 100;
      transform: translate3d(0px, 0px, 10px);
    }
    
    

    重なり順を上にしたいbのZ軸の値を調整します。

    
    .a {
      z-index: 10;
      transform: translate3d(0px, 0px, 100px);
    }
    .b {
      z-index: 100;
      transform: translate3d(0px, 0px, 200px);
    }
    
    

    これで要件が実現しました。
    ただし、実装次第では前に持ってきたい要素のZ軸方向を動かすことで見た目が変わってしまうことも考えられます。
    その場合は該当の要素をラップする形で上記の指定を行うなどして対応します。

    おわります。

    transformのz軸とz-indexでややこしくなった時の対処法 – 『CSS』のアイキャッチ画像

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