ソースコードで取り扱うライセンスについて代表的なものをまとめておく -『front-end』

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    ソースコードで取り扱うライセンスについて代表的なものをまとめておく

    オープンソースのコードや作品のライセンスについて正確なことが分からなくなることが多いので、備忘録です。

    The MIT License (MIT)

    作者の名前を示す必要があり、作者に一切の責任を求めない限り、好きに扱えることを許されています。

    必須
    ライセンスと著作権の表示
    許可
    商用利用、改変、配布、派生させたデータに別のライセンスを課す
    禁止
    作者に責任を求めること
    • jQuery

    Apache License 2.0

    MITと似ていますが、作者から利用者への特許権の許可が明確になっています。

    必須
    ライセンスと著作権の表示、変更点の明示
    許可
    商用利用、改変、配布、派生させたデータに別のライセンスを課す、特許の利用許可
    禁止
    作者に責任を求めること、商標の利用
    • Apache HTTP

    GNU General Public License

    作者のコードとその派生の配布に、必ず利用可能なコードと同一のGPLでの配布を要求します。

    必須
    ライセンスと著作権の表示、変更点の明示、ソースコードの開示
    許可
    商用利用、改変、配布、特許の利用許可
    禁止
    作者に責任を求めること、別のライセンスを課すこと
    • WordPress

    No License

    作者がすべての権利を保持し、配布・複製・派生を許可しません。しかし、ソースコードを公開しているサイトによって、その利用規約でよって権利を付与される場合があります。たとえば、GitHubでライセンスを明示しないソースコードは閲覧とリポジトリのフォークが保証されます。それ以外の利用については作者に権利がある著作物として取り扱います。

    必須
    ライセンスと著作権の表示
    許可
    個人利用、商用利用
    禁止
    改変、配布、別のライセンスを課すこと

    Public Domain (CC0)

    作者が著作権を放棄して、その作品を誰でも自由に扱うことが許されます。著作権はほとんどの国で自動的に付与されますが、パブリックドメインであることを表明すると著作権を放棄することができます。

    必須
    なし
    許可
    商用利用、修正、配布、別のライセンスを課すこと
    禁止
    作者に責任を求めること

    おわります。

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